ピザを頼もう!
妄想が止まらない。何だこれは。楽しい、楽しいぞ!
思えば国語の成績はいつも悪かった。文章の書いている内容が理解できないのである。
それは今でも変わらない。特に、人の会話を理解することが本当に苦手だ。相手の話していることの3割を理解できていればいい方だ。タチが悪いのが、普段無口で落ち着いていると思われるため、話が理解出来ていないと、「あれ?真剣に聞いているように見えたけれど、わかっていない?」となることである。
しかし、これはすごい。もっと早く気が付けば良かった!何なんだこれは!
まるで、原始人が初めて火を見つけた時のような喜びだ。これはすごい。絶対に他の人に言えない。いや、日常生活では言葉として声には出せないので絶対に理解されないはずだ。
今まで脳が凝り固まっていたのが、嘘のように復活するのがわかる。脳の血管が動き出したのだ!私の30年は何だったというのか!
ありがとう!謝謝!
これなら続けられるかもしれない。いやわからない。明日なるのが怖い。しかしこの手ごたえは何だろう。魂の中から何かが目覚めた。ピザだ、ピザを頼もう!
しかし、なぜうれしい事があると、ピザを頼むのであろうか。今でもピザを頼み、笑顔溢れる子供と母親の姿が目に浮かぶ。ピザを持ってくるデリバリーのあんちゃんもである。
少し、落ち着こう。大丈夫。ここ2016年12月1日22時50分、大きくトレンドが変わることを信じて、このタイピングを大切な趣味として暖かく包み込みたい。